9月のマイクロソフトセキュリティ更新

毎月、第2週の水曜日はマイクロソフト製品のセキュリティ更新日になっています。
Windowsなどのソフトウェアにおけるバグや不具合などによる、他者からの
操作やデータの収集、改ざんなどの行為から防ぐ為のプログラムの更新になります。
普段、WindowsXPVistaを利用していれば右下のタスクバーから
プログラム更新のお知らせが出たりするので、わかると思いますが。
XPではシャットダウン時に自動で更新されるので知らない人結構いますね。
Windows Home Server でもやはりセキュリティ更新が必要になります。
ただし、元がサーバー製品なのでアプリケーションをxpやVistaのように
大量にインストールしなければそれほどセキュリティ更新の数は多くならない
と思います。
でも、リモートアクセスなどで家の外からWHSにアクセスすることもあるので
パソコンよりも気をつけるべきです。

今月は4件のセキュリティ更新があります。WHSWindows Server 2003 ベース
なのでマイクロソフトのセキュリティ情報サイトでは Windows Server 2003
情報をみればいいとおもいます。
WHSの標準状態では
MS08-052 : Windows の重要な更新 (954593)

Windows Media エンコーダー 9 をインストールしている場合は
MS08-053 : Windows Media エンコーダーの重要な更新(954156)

MediaPlayer11をインストールしている場合は
MS08-054 : Windows Media Player の重要な更新 (954154)

Officeをインストールしている場合は
MS08-055 : Office の重要な更新 (955047)

の4件になります。
WHSの標準設定では自動更新になっているので24時間運用している場合には
午前0時頃に更新されます。このとき必要があれば再起動もされます。
(更新されたプログラムが更新時に利用している場合など)

今月は1番目の更新に気をつければ良いのでは無いでしょうか。
というより影響受けるWindowsは殆どですが。

絵で見るセキュリティ情報
http://www.microsoft.com/japan/security/bulletins/default.mspx
2008年9月のセキュリティ情報
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms08-sep.mspx